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メディ子とネク夫の取材こぼれ話

「薬キャリ」取材班がいろんなところで見聞きしてきた、薬業界のウラガワや聞き捨てならない話のツブヤキを、不定期更新でお届けします。

EPISODE:001「夫婦でやると成功する?!」の巻

メディ子とネク夫
ネク夫

女性は強いねぇ・・・

メディ子

何ブツブツ言ってるの?

ネク夫

いやぁ、夕べ独立したい薬剤師と飲んだんだけど、資金集めでビビッててさ~。でも奥さんが「3000万くらいの借金が何よ!いざとなったら私も稼いで返済手伝うから、グダグダ悩んでないで借りちゃいなさいよ!」って~。

メディ子

それって、奥さんも薬剤師

ネク夫

今は別の薬局でパートらしいけどね。出稼ぎしてくれてた方が、気がラクだって。

メディ子

あらヤだ、失礼ね~!プンプン、だわっ! でも、薬剤師の女性って、換金性の高い専門職っていうか、自分のライフスタイルに合わせて仕事を見つけやすいわよね。同じ女性から見てもうらやましいわ。

ネク夫

そっか、メディ子は薬剤師じゃないんだっけ。たしかに稼ぎもソコソコだよな(苦笑)

メディ子

それってパワハラよっ! まあ、それはそれとして、独立について熱心に質問してくる薬剤師さんにも意外と女性が多くて、詳しく伺ってみると「主人も薬剤師なんです」ってケースは多いわねぇ。

ネク夫

一緒に店をやるってことか。

メディ子

最初から一緒にではなくても、処方せんが増えてきたら手伝ってもらうとか、薬剤師を採用するまでのツナギを急遽頼んだりできるでしょ。一人薬剤師でやってても、保健所からの呼び出しとかがあるし。

ネク夫

男は勤務先をちょいちょい休んだりはできないよ~。

メディ子

今度は男女差別?! まあ、ご主人が薬局経営して、奥さんが状況に応じてヘルプに入るというほうが、現実的ではあるわね。

ネク夫

ヘルプくらいならいいけど、ずっと一緒に店にいるのはどうかなぁ~・・・

メディ子

なんでよ?仕事してるんだから、いいじゃないの!

ネク夫

い、いや、オンとオフの切り替えができないっていうかさ・・・ 店で叱られたら、家でもずっと言われ続けるんじゃないかと・・・

メディ子

だから、仕事だって言ってるじゃないの! 大体、夫婦で独立して店をやるのは、カレーのココイチ(CoCo壱番屋)でも推奨してるのよ。社長が創業時に奥さんと二人三脚でお店を立ち上げて、経営危機も夫婦で乗り越えてきた体験からなんだって。

ネク夫

昔『カンブリア宮殿』で見たな、その話。互いの人件費分が浮くからねぇ~。

メディ子

独立して経営していくって、孤独なものよ。そんな時に、一緒に苦労できる相手が隣にいるのって・・・ステキ!

ネク夫

そりゃ、何とか頑張って早く2号店出して、避難しなきゃだな~・・・

メディ子

避難って、何を避けるのよ、まったくぅ! まあ、多くの薬局経営者が2店目出すときに、任せられる人を見つけたり、育てたりするので苦労したというから、愛する妻に安定した1号店を託して、殿方には新たな開拓地に向かっていただくというのアリかも!

ネク夫

やっぱり女性は強いや・・・

2011.02.09最終更新

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